日程 | 2017/10/28(土) |
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会場 |
新樹グローバル・アイピー特許業務法人 セミナールーム 大阪市北区南森町1-4-19 サウスホレストビル |
13:00~ | 受付、開会 |
14:00~ | 基調講演 |
15:15~ | 研究報告会 |
17:00~ | 交渉学実践ワークショップ 講義:東川達三 |
17:30~ | 関西支部会 ①2017年活動報告 ②2018年活動計画 ③関西支部発の研究テーマについて意見交換 |
18:30~ | 懇親会(予定) |
<基調講演>
【テーマ】交渉におけるジェンダーと脳構造の関係について~女性起業家としてのエスノグラフィ体験より~
【講演者】株式会社GMC 代表取締役 早川 恵
【略 歴】奈良県生まれ。1996年京都薬科大学薬学部生物薬学科卒業。1998年、同大学大学院薬学研究科修士課程修了。
医薬品卸企業の管理薬剤師、製薬企業の研究開発部門、安全管理部門、大手ドラッグストアの勤務薬剤師と、医薬品業界の業種をすべて経験。
機能性研究、製剤研究に加えて、数々の健康商品を開発した。製薬企業に従事していた時、当時の直属の上司からMBA取得を勧められ、2011年英国国立ウェールズ大学経営大学院に入学、2013年同大学院修了、MBAホルダーとなる。その後同志社女子大学薬学部国家試験対策室にて薬学生の国家試験対策に従事。2015年3月、株式会社GMCを創業、代表取締役に就任。
【要 旨】2015年3月3日に弊社を起業し、女性起業家として弊社製品の営業等様々な交渉の場を経験している中で、交渉には性差が存在することを改めて感じている。自身のこれまでの経験やプライベートを含めて思い返してみると、やはり同様の傾向にある。
これまで、男女の脳に性差はあるとかないとか、様々な報告がなされているが、基本的に性別という遺伝的要因に加えて、成長とともに発達するという環境的要因が、これらの研究には考慮されていないと感じる。
そこで、なぜ交渉に性差が出てくるのかを、脳構造の性差を踏まえて考え、さらにどのように対処していくべきかを提案する。
※エスノグラフィ(Ethnography)とは行動観察法といい、今日ビジネスシーンでは対象のとする人の特徴や日常的な行動様式を理解するのに適した手法として活用されています。
<研究報告会>
【発表1】
「コーポレートカラーと顧客心理~交渉戦略からみた色彩の役割~ 」
片山ゆみ 、株式会社出版文化社、ヘリテージサービス事業部
【発表2】
「お見合い結婚」を成功させる交渉戦略についての実証研究
氷見ひろみ、ピュアウエデイング代表
【発表3】
「交渉学と弁証法思考~様式の相違について~」
早瀬善彦、同志社大学嘱託講師、京都大学博士(人間・環境学)
【発表4】
「交渉とコミュニケーション」
中迫俊逸、日本交渉学会会長、中央大学商学部商業貿易学科教授
【発表5】
「男女の脳差による交渉戦略」~人工知能による交渉を成功させるために!~
東川達三、日本交渉学会理事、新樹グローバル・アイピー特許業務法人パートナー