2018年 秋の講演会

  • 日程: 2018/11/17(土)
  • 中央大学 後楽園キャンパス
    6号館 6317教室
Ç講演会2018年 秋の講演会
日程 2018/11/17(土)
時刻 13:50-17:00(受付 13:30より)
会場 中央大学 後楽園キャンパス
6号館 6317教室
〒112-8551 東京都文京区春日1丁目13−27
備考
参加費: 会員(500円)、非会員(500円)、学部学生・院生(500円)
講演会終了後、中央大学後楽園キャンパスにおいて、講演者を囲んでコーヒーとサンドイッチを楽しむ会を開催します。(17:00-17:40)

講演1(13:50-15:20)

九門大士

「グローバルリーダーシップ教育:多様性をまとめる力と交渉」

グローバルな場面における意志決定および交渉におけるリーダーシップの発揮について、重要なポイントをグローバル人材育成や海外での事例をベースにお話しします。
ハーバードビジネススクールにおけるリーダー育成の変化や最新のコンセプトを応用した教育についてもご紹介します。

九門大士 プロフィール:
現在、亜細亜大学アジア研究所教授および東京大学公共政策大学院非常勤講師。
アジアにおけるグローバルリーダー育成・キャリア開発を研究・実践。自らのグローバルな経験と、定期的に訪れているアジア各国の最新情報をもとに、「Being教育(自己理解・アイデンティティ)」をベースにしたグローバルマインド・リーダーシップやキャリア開発に関する教育・講演・研修を、イギリス、中国、インド、タイ、日本など世界各国の企業・政府機関・教育機関に幅広く提供している。次世代を担うリーダーをアジアから輩出することを目指し、東京大学では世界各国からの大学院生に対し、講義や研修を実施。中国・大連外国語大学での日中キャリア研修などアジアでのグローバル教育にも注力する。慶應義塾大学法学部卒業後、ミシガン大学公共政策大学院にて修士号(公共政策)。日本貿易振興機構(ジェトロ)から派遣され中国・清華大学経済管理学院にて研修。
その後、中国・アジアにおける人材マネジメント・企業リサーチなどの実務を経験した後、アジアにおける次世代グローバルリーダー育成に向け研究を進めると共に、2010年に株式会社九門事務所を設立する。2011年に、ロックフェラー氏が設立した「アジア・ソサエティ」の「アジア21 ヤングリーダーズサミット」日本代表に選出。主な研究分野は、グローバルリーダーシップ開発、キャリア開発、日本における外国人人材の活用、アジアの高等教育におけるグローバル化など。主な著書は、『アジアで働く』(英治出版=単著)、『中国進出企業の人材活用と人事戦略』(ジェトロ=共著)など多数。

司会:中迫俊逸(本学会会長、中央大学教授)

講演2(15:30-17:00)

飯田高

「法と行動経済学」からみる交渉

「交渉」は、「法と経済学」の分野において鍵となる概念のひとつである。交渉を分析する場合に出発点となることが多いのは合理的な意思決定者のモデルだが、近年発展してきている行動経済学の知見は、そのモデルの再考を促すとともに、「交渉」のもつ多彩な側面を明らかにしてきている。この講演では、「法と行動経済学」の観点から「交渉」がどのような営みとして映るのかについて、具体例を交えながらお話ししたい。

飯田高 プロフィール:
東京大学社会科学研究所准教授。2000年東京大学法学部卒業、2002年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。東京大学大学院法学政治学研究科助手、成蹊大学専任講師・准教授・教授を経て、2015年より現職。著書として、『<法と経済学>の社会規範論』(勁草書房、2004年)、『法と社会科学をつなぐ』(有斐閣、2016年)がある。

司会:豊田愛祥(本学会理事、光和総合法律事務所弁護士)

会場アクセス

中央大学 後楽園キャンパス
〒112-8551 東京都文京区春日1丁目13−27

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都営三田線・大江戸線『春日駅』から徒歩7分
JR総武線『水道橋駅』から徒歩15分